公益財団法人マース奨学財団

財団について

設立趣意

 株式会社マースエンジニアリング(現:株式会社マースグループホールディングス)は、1974年に創業以来今年で満44年目に相成ります。日本経済力の伸長と技術開発力の発展と共に当社は、お客様の視点に立った製品作りに専念して、アミューズメント関連事業、自動認識システムやX線検査装置の関連事業、バンキング機器等、そしてホテルやレストラン関連事業等と云った先行性と独創性を前面に出して、東京証券取引所第一部の上場企業として今日に至りました。

 近年の我が国の生活環境は年々多様化して、特に経済活動はグローバル化しており、この国際化の競争に打ち勝てるための人材育成が急務であり、国会でも授業料無償化の必要性が議論されています。

 この様な社会状況の中で、私事で恐縮ですが、小職も満80歳を迎えることになり、当社の創業者としての仕事もこの辺が潮時かと考えました。就きましてはこれを機に、これまでに多くの皆様から被った恩恵を少しでも社会還元すべく、私財を拠出して、首題のマース奨学財団を設立することに致しました。

 当財団は、経済的理由により品行方正、成績優秀でありながら修学が困難である学生を少しでも奨学援助することで、国際化社会に勝ち残るための人材を育成奨励の一助となれば幸いと思料致しました。

平成30年4月1日
株式会社マースエンジニアリング
取締役相談役 松波 廣和

財団概要

名 称 公益財団法人マース奨学財団
代表理事 松波 廣和
所在地 〒160ー0022 東京都新宿区新宿1丁目10番7号
(株式会社マースグループホールディングス内)
設立年月日 2017年12月13日
設立目的 大学に通う学生で品行方正、成績優秀でありながら、経済的理由から修学が困難な者に対する奨学援助を行い、将来グローバル社会に貢献し得る有用な人材を育成支援することを目的とする。
事 業 (1)東京都内に主たる事務所を有する大学に通う学生に対する奨学金の支給
(2)その他この法人の目的を達成するために必要な事業


役員体制

代表理事 松波 廣和
株式会社マースグループホールディングス 創業者
専務理事 松波 明宏
株式会社マースグループホールディングス 代表取締役社長
理  事 原 良也
大和証券グループ本社 名誉顧問
小林 功
(株)きらぼし銀行 顧問
小沢 慎治
慶応義塾大学 名誉教授
小幡 道昭
東京大学 名誉教授
土肥原 洋
元 亜細亜大学 教授
監  事 竹俣 耕一
レクス会計事務所 公認会計士・税理士
越仲 信雄
越仲信雄税理士事務所 税理士
評 議 員 荒木  勉
上智大学 名誉教授
洞口 治夫
法政大学 教授
平井秀一郎
東京工業大学 教授
千葉 雅史
東海大学 教授
奥村 雅史
早稲田大学 教授
高橋 丈治
株式会社マースグループホールディングス 取締役

沿革

2017年
12月13日
当財団設立
2018年
03月30日
ホームページ開設
2018年
04月01日
2018年度奨学生募集開始
2018年
06月13日
2018年度奨学生決定(10大学45名)
<採用実績>10大学45名
・青山学院大学 ・慶應義塾大学・國學院大學 ・上智大学 ・中央大学  ・東海大学 ・東京工業大学 ・法政大学 ・明治大学 ・早稲田大学
2018年
07月08日
2018年度奨学生認定証授与式及び懇親会を実施
2019年
04月01日
2019年度奨学生募集開始
2019年
04月09日
東京都より公益認定を受け公益財団法人となる
2019年
06月12日
2019年度奨学生決定(23大学55名)
<採用実績>23大学55名
・青山学院大学 ・お茶の水女子大学 ・慶應義塾大学 ・国際基督教大学 ・首都大学東京 ・上智大学 ・昭和大学 ・中央大学  ・東海大学 ・東京大学 ・東京医科歯科大学 ・東京外国語大学 ・東京工業大学 ・東京農工大学 ・東京理科大学 ・日本大学  ・一橋大学 ・法政大学 ・武蔵大学 ・明治学院大学 ・明治大学 ・立教大学 ・早稲田大学
2019年
07月07日
2019年度奨学生認定証授与式及び懇親会を実施
2020年
04月01日
2020年度奨学生募集開始
2020年
07月13日
2020年度奨学生決定(25大学54名)
<採用実績>25大学54名
・青山学院大学 ・お茶の水女子大学 ・杏林大学 ・慶應義塾大学 ・国際基督教大学 ・順天堂大学 ・上智大学 ・昭和大学 ・中央大学  ・東海大学 ・東京医科歯科大学 ・東京医科大学 ・東京学芸大学 ・東京大学 ・東京都立大学 ・東京農工大学 ・東京理科大学 ・日本医科大学 ・日本大学  ・一橋大学 ・法政大学 ・明治学院大学 ・明治大学 ・立教大学 ・早稲田大学
2021年
04月01日
2021年度奨学生募集開始
2021年
06月25日
2021年度奨学生決定(29大学55名)
<採用実績>29大学55名
・青山学院大学 ・お茶の水女子大学 ・杏林大学 ・慶應義塾大学 ・國學院大學 ・国際基督教大学 ・順天堂大学 ・上智大学 ・昭和大学 ・成蹊大学 ・中央大学 ・津田塾大学 ・東海大学 ・東京医科歯科大学 ・東京医科大学 ・東京外国語大学 ・東京学芸大学 ・東京工業大学 ・東京大学 ・東京都立大学 ・東京理科大学 ・日本医科大学 ・日本大学 ・一橋大学 ・法政大学 ・明治学院大学 ・明治大学 ・立教大学 ・早稲田大学
2022年
04月01日
2022年度奨学生募集開始
2022年
06月24日
2022年度奨学生決定(25大学51名)
<採用実績>25大学51名
・青山学院大学 ・お茶の水女子大学 ・杏林大学 ・慶應義塾大学 ・國學院大學 ・国際基督教大学 ・順天堂大学 ・上智大学 ・成蹊大学 ・成城大学 ・中央大学 ・津田塾大学 ・東海大学 ・東京大学 ・東京医科大学 ・東京医科歯科大学 ・東京工業大学 ・東京都立大学 ・東京理科大学 ・日本大学 ・日本医科大学 ・法政大学 ・明治大学 ・立教大学 ・早稲田大学
2023年
04月01日
2023年度奨学生募集開始
2023年
06月27日
2023年度奨学生決定(30大学57名)
<採用実績>30大学57名
・青山学院大学 ・お茶の水女子大学 ・杏林大学 ・慶應義塾大学 ・國學院大學 ・国際基督教大学 ・駒澤大学 ・順天堂大学 ・上智大学 ・昭和大学 ・成蹊大学 ・成城大学 ・専修大学 ・中央大学 ・津田塾大学 ・東海大学 ・東京大学 ・東京医科歯科大学 ・東京外国語大学 ・東京工業大学 ・東京都立大学 ・東京農工大学 ・日本大学 ・日本医科大学 ・一橋大学 ・法政大学 ・武蔵大学 ・明治学院大学 ・立教大学 ・早稲田大学
2024年
04月01日
2024年度奨学生募集開始
2024年
06月11日
2024年度奨学生決定(27大学65名)
<採用実績>27大学65名
・青山学院大学 ・お茶の水女子大学 ・杏林大学 ・慶應義塾大学 ・国際基督教大学 ・順天堂大学 ・上智大学 ・昭和大学 ・成蹊大学 ・専修大学 ・中央大学 ・津田塾大学 ・東海大学 ・東京大学 ・東京医科大学 ・東京外国語大学 ・東京工業大学 ・東京都立大学 ・東洋大学 ・日本大学 ・日本医科大学 ・一橋大学 ・法政大学 ・武蔵大学 ・明治大学 ・立教大学 ・早稲田大学

活動報告

2024年度奨学生認定証授与式を開催

 2024年7月7日(日)、2024年度奨学生認定証授与式を開催しました。第7期目となる2024年度は、27大学65名を奨学生として選出し、第1~6期と合わせて、累計382名の採用となりました。

 授与式は、松波廣和代表理事の挨拶から始まり、松波明宏専務理事が奨学生一人ひとりに認定証を手渡しました。また、奨学生代表挨拶では、奨学生代表となった学生は、「誰もが家族や友人、先生など、多くの人々に支えられながら生きています。支援を受けられることには一定の偶然性がありますが、マース奨学財団の支えによって、現在と未来における選択肢を広げ、私たちの望む道を歩むことができることに深く感謝申し上げます。将来は自分が受けた恩恵を他の支援を必要とする人々に還元し、より良い社会を実現するために邁進いたします。」と力強く宣言しました。

 これからも当財団では、学び続けたい学生を支援し、将来グローバル社会で活躍できる人材の育成奨励に努めてまいります。

2023年度奨学生認定証授与式を開催

 2023年7月9日(日)、2023年度奨学生認定証授与式を開催しました。第6期目となる2023年度は、30大学57名を奨学生として選出し、第1~5期と合わせて、累計317名の採用となりました。

 授与式は、松波廣和代表理事の挨拶から始まり、松波明宏専務理事が奨学生一人ひとりに認定証を手渡しました。また、奨学生代表挨拶では、奨学生代表となった学生は、「恩返しはもちろん大切ですが、今後の私に最も求められていることは『恩送り』だと考えております。いただいたご支援に感謝しながら、奨学生としての誇りと自覚を持ち、将来、より良い社会づくりに少しでも寄与できるよう、残りの大学生活も精一杯努力を重ねていく所存です。」と力強く宣言しました。

 これからも当財団では、学び続けたい学生を支援し、将来グローバル社会で活躍できる人材の育成奨励に努めてまいります。

2022年度奨学生認定証授与式を開催

 2022年7月10日(日)、2022年度奨学生認定証授与式を開催しました。第5期目となる2022年度は、25大学51名を奨学生として選出し、第1~4期と合わせて、累計260名の採用となりました。

 認定証授与式は、松波廣和代表理事の挨拶から始まり、松波明宏専務理事が学生1人ひとりに激励の言葉を掛けながら認定証を手渡しました。奨学生代表となった学生は、「皆が明日に不安を抱える激動の世の中で、奨学生として選ばれ、自らの望む勉強ができるという喜びを、改めて噛み締めている。今まで勉強してきたことや経験を活かし、やがて誰かの光となれるように精進したい」と力強く宣言しました。

 奨学生の皆様が、それぞれの夢に向かって、将来己の財産となるような学びを大学生活で得られることを期待しています。

2021年度奨学生決定

 2021年6月25日(金)、2021年度奨学生を決定しました。第4期目となる2021年度は、29大学55名を奨学生として選出し、第1〜3期と合わせて、累計209名の採用となりました。

 昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染症の影響を受け例年7月に開催している奨学生認定証授与式・懇親会の開催は見送ることとなりました。

2020年度奨学生決定

 2020年7月13日(月)、2020年度奨学生を決定しました。第3期目となる2020年度は、25大学54名を奨学生として選出し、第1期・第2期と合わせて、累計154名の採用となりました。

 なお、例年7月に開催している奨学生認定証授与式・懇親会は、国内外における新型コロナウイルス感染症の影響を受け、今年はやむなく中止することとなりました。このような社会情勢の影響で家庭の経済状況が急変し、大学の学費を工面できない危機的状況にある学生が多く見受けられ、奨学金の重要性を再認識させられました。

 最後になりますが、今年度の奨学生の決定に際し、当財団の松波廣和代表理事から未来ある学生へ次のようなメッセージを発信しましたので、ご紹介します。

一、人に出会いがあり。

二、事を成すに時勢がある。

三、人生は偶然が支配する阿弥陀くじとか。

 皆さんは今後、多くの人との出会いがあります。私はマース創業からの45年間を大過なく勤められたのは、良き人の出会いに恵まれていたことです。いくら良い商品や事業であっても、世の中のニーズや時勢に恵まれなければ、何事も成すことが出来ないものです。だから人生は阿弥陀くじの様なもので、そのくじ運は、大抵は人の出会いの良し悪しで決まります。皆さんは、マース奨学生であることを自覚して一層の勉学に励まれることを期待します。

2019年度奨学生認定証授与式を開催

 2019年7月7日(日)、2019年度奨学生認定証授与式ならびに懇親会を開催しました。公益財団法人となった今年は募集人数と対象校を拡大し、応募のあった23大学から55名の奨学生を選出いたしました。昨年の第1期生(10大学45名)と合わせて、累計100名の採用となります。

 第一部の授与式は、松波廣和代表理事の挨拶から始まり、松波明宏専務理事が学生1人ひとりに激励の言葉を掛けながら認定証を手渡しました。奨学生代表挨拶では、一橋大学の女子大学生が、「奨学金によって生まれた経済的余裕を元に、果てしない知の蓄積が待っている学問に対してさらに真摯に向き合いたい」と力強く宣言しました。

 第二部の懇親会では、奨学生それぞれが大学・学年の垣根を越えて、専攻や将来の夢について語り合う姿が見られ、盛会のうちに閉会となりました。

 奨学生の皆様が、それぞれの夢に向かって、将来己の財産となるような学びを大学生活で得られることを期待しています。

2018年度奨学生認定証授与式を開催

 2018年7月8日(日)、2018年度奨学生認定証授与式ならびに懇親会を開催しました。2017年の当財団設立後、記念すべき第1回採用となる本年度は、10大学45名の奨学生を採用しました。

 授与式は株式会社マースエンジニアリング本社にて行われ、奨学生45名、財団関係者7名の総勢52名が出席しました。松波廣和代表理事は奨学生一人ひとりに奨学生認定証を授与し、今後の活躍を激励しました。奨学生代表となった学生は、「厳しい家計状況にあっても諦めずに将来の夢に向かって学び続けたい。奨学生としての誇りと自覚を持ち、将来社会貢献を果たすために、日々精進して学業生活を送りたい」と宣言しました。

 第二部の懇親会では、奨学生それぞれが大学・学年の垣根を越えて、専攻や将来の夢について語り合う姿が見られ、盛会のうちに閉会となりました。

 奨学生の皆様が、それぞれの夢に向かって、将来己の財産となるような学びを大学生活で得られることを期待しています。

情報公開資料

2024年 2024年度事業計画書(PDF)

2024年度収支予算書(PDF)
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2023年 2023年度事業計画書(PDF)

2023年度収支予算書(PDF)
2023年度事業報告書(PDF)

2023年度決算報告書(PDF)
2022年 2022年度事業計画書(PDF)

2022年度収支予算書(PDF)
2022年度事業報告書(PDF)

2022年度決算報告書(PDF)
2021年 2021年度事業計画書(PDF)

2021年度収支予算書(PDF)
2021年度事業報告書(PDF)

2021年度決算報告書(PDF)
2020年 2020年度事業計画書(PDF)

2020年度収支予算書(PDF)
2020年度事業報告書(PDF)

2020年度決算報告書(PDF)
2019年 2019年度事業計画書(PDF)

2019年度収支予算書(PDF)
2019年度事業報告書1(PDF)

2019年度事業報告書2(PDF)

2019年度決算報告書1(PDF)

2019年度決算報告書2(PDF)
2018年 2018年度事業計画書(PDF)

2018年度収支予算書(PDF)
2018年度事業報告書(PDF)

2018年度決算報告書(PDF)
2017年   2017年度事業報告書(PDF)

2017年度決算報告書(PDF)
 
※2019年度分は、2019年4月9日に公益認定を受けたため、事業年度内で報告書を2つに分けております。
(2019年4月1日〜4月8日までは一般財団法人、2019年4月9日〜2021年3月31日までは公益財団法人として運営)